■ ID | 132 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 東京低地から中川低地に分布する沖積層のシーケンス層序と層序の再検討 |
■ 著者 | 木村克己
K. Kimura
(独)産業技術総合研究所 石原与四郎 Y. Ishihara 福岡大学 宮地良典 Y. Miyachi (独)産業技術総合研究所 中島礼 R. Nakashima (独)産業技術総合研究所 中西利典 T. Nakanishi (独)産業技術総合研究所 中山俊雄 T. Nakayama 東京都土木技術センター 八戸昭一 S. Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本地質学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 地質学論集、No.59、1-18、2006 |
■ 抄録・要旨 | 本研究では日本の沖積層層序の模式地となってきた東京低地および中川低地における南北23kmにわたる埋没谷中軸部に沿った4本のボーリングコアの堆積相と総数78個のAMSによるC14年代値をとりまとめ、沖積層の堆積相・堆積システムを区分し、堆積環境の変遷と地形形成過程を考察した。その結果、沖積層の堆積システムは、下位から上位に向かって低海水準期堆積体の網状河川システム、海進期堆積体の蛇行河川システム、エスチュアリーシステム、高海水準期堆積体のデルタシステムから構成されることが判明した。また、従来不整合関係にあると解釈されていた下部の七号地層と上部の有楽町層は一連整合の地層であることを明示し、海進期の不連続面である内湾ラビーンメント面で区分するという層序区分を提案した。 |
■ キーワード | ボーリングコア、沖積層、堆積環境、シークエンス層序、中川低地、東京低地 |
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